一般的にはベッドマットレスや布団のお話だと思われますが、ソファにおいても意外と重要かもしれません。
比較的多い意見としてはご友人が来られた際には簡易ベッドにもなるものだと更に良いとの内容で、もちろんご自身の仮眠にも快適なものとの意味も含まれます。
そうなると真っ先に思いつくものにソファベッドなるものがあると思われますが、率直なところそれはソファにおいてもベッドにおいても満足できる機能性を有しているとは言えないものだと考えています。
やはりどちらかの機能に特化したものが良いだろうと思われるものの、スペース的な問題や一時的な用途からするとやはり兼用出来ればそれに越したことはないのかもしれません。
その場合はやはりソファが先にきますので、たまにベッド代わりに使用される際にも相応の機能性を有しているものが良いのでしょう。
先ずは最低限の大きさは必要になりますので、外寸にて表示されるソファ寸法だけではなくアームや背もたれ部の厚みを除いた有効面積にて判断しなければいけませんし、背クッションが置き型となればそれを取り外すことにより更に広い面積を確保することが可能になります。
続いて座面ですが、それは二分割や三分割となっているものよりも繋ぎ目がないとの観点からは一枚仕様の方が望ましいものです。
またそれにはほぼ傾斜がないものが望ましいでしょうが、ソファゆえの機能性も充分満たすことが大前提となることからも目には見えないくらいの若干の傾斜は必要になります。
その仕様においては、フェザー入りタイプとオールウレタンタイプのどちらが向いているとは言えないものの、個人的な経験からはフェザー入りタイプだと冬場はとても暖かく、夏場においては空気の層が設けられることからも決して涼しいとは言いませんがべとつかず快適なものです。
最後にベース部のクッション性が大事になりますので、やはり程よいサポート性能からもイタリア製の高品質なウェビングテープは必須だと言えます。