家具においては、家族構成やそれゆえの機能性はもちろんのこととして、先ずは設置される場所との兼ね合いを考えその大きさを定めることになると思われます。
最初のステップとしては、ご自宅の平面図にそれらを落とし込み、生活動線が確保されることを大前提としてそのレイアウトも含めて検討することになります。
これはあくまでも平面図上での作業ゆえ、その過程では立面図も参照しながら例えば腰窓の高さや天井高等、高さ方向についても充分考慮しながら進めることも一般的でしょう。
時には室内パース等にてイメージを把握できやすくするためのサービスもあるでしょうし、特にご新居用に検討される場合はその時期が最も楽しい時期と言えるかもしれません。
その過程ではいろいろとご覧になるでしょうし、おおよその予算面も考慮しながら徐々に絞り込みを行うものと思われます。
しかしながら忘れてはいけないことに搬入面がありますので、絞り込まれる際にはその点も充分検証する必要があります。
戸建ての場合は2階以上にL/D/Kを設ける設計も少なくなく、その場合は一部のケースを除き大きな家具は階段からの搬入は不可能となります。
平屋建てやL/D/Kが1階となる場合においても安心はできず、それらとのアプローチが玄関からストレートでない場合はいろいろと制約が加わることになりますし、隣の家や敷地の関係上掃き出し窓より搬入できない場合も珍しくありません。
マンションにおいても同様な条件に加えて、エレベーターへの積載が可能なのかについても検証する必要があります。
どうしても難しい場合は2ピース等にて製造したり組立式にして室内に搬入後組み立てたり、その仕様についてもそれが可能なのかも含めて充分な確認が必要になりますので、やはり経験豊富な販売店に相談されることがお勧めです。