育つ環境は人間性に影響を及ぼすことは否定できない事実だと思われます。
私事ですが、私の亡父は私の息子に少なからず影響を及ぼしていることを再確認することが多くなっています。
彼が未就学時代のことですが少しばかり同居していた時期やその後も近所に住んでいた時期に影響を受けたようで、日常生活ばかりではなく仕事に対する考え方についても正直「似てるなぁ」と感じさせることが多々あります。
自身の信念を貫くある意味とても厳しい人でしたので、そのあたりは仕事面に大きな影響を与えたものと思われます。
一方では、自身に厳しく他人には優しくとの姿勢は終始一貫していましたので、小さいながらも常日頃そのように諭されていたことや実際とても優しく接してくれたことを今でも一番に思い出すとのことです。
恥ずかしながらこの部分は家に居る時間が短かった実父よりも祖父の影響を受けているようで、その姿勢を貫き通す様子に私の母は亡父の姿を重ねているようにも感じられます。
息子の言うことは多少なりとも疑念を持ちながら聞くこともあるようですが、孫の言うことはその限りではなく、強かった亡父の意思である以上それに完全に従うとの姿勢が見えてきます。
このように仮に同居していなくとも一緒に過ごした時間が長いことにより少なからず影響を受けることは確かなようで、やはり環境がとても重要になることは間違いないようです。
このことは社会人になってからも同様だと思われ、家族間ではない人間関係において悩むことも少なくないとも思われますが、信念を持って一生懸命取り組み続けることにより必ず良い方向に向かうものと信じています。
それに加えて、やはり他人に対する優しさを忘れることなくすべてにおいて取り組むことが必要なのでしょう。