家具業界に限らず、いわゆる訪問にて行う通常の営業活動はままならない状況が続いているようです。
そのような状況からもオンラインによる商談を試みる動きもあるようで、これが永続的に行われるとは思われないものの、これを機に営業のスタイルも多少なりとも変化するのかもしれません。
当方においてもビデオミーティング等を行う機会が少しばかり増えてきており、その便利さともどかしさを感じているものです。
何と言っても遠方であっても容易に繋がることが出来ることは最大のメリットでしょうし、通常の電話では伝わりにくいニュアンスも明らかに伝わりやすくなります。
一方では、多少なりとも生じるタイムラグや資料の共有にはもどかしさを感じることも確かですが、特別な理由もなく緩く繋がるような家族間のやり取りではとても重宝するものです。
これも慣れの問題かもしれませんが、仕事で使用する場合にはやはり実際顔を合わせて話さなければ伝わるものも伝わらないと考えてしまう世代であることも否定できません。
ともかくも何もしなければ良い方向に向かうことは現実的にあり得ませんので、このような時期においても何らかの働きかけは必要になるのでしょう。
新規開拓は難しい状況からも、可能性としてはやはり既存の状態を強化することになると思われ、その効率面においても吟味する必要がありそうです。
少なくとも一昔前の概念は通用しない時代に益々なっていくものと思われますので、世代を言い訳にすることなく積極的に取り組む必要があることも間違いないでしょう。
時代に伴い各種ツール等が変わったとしても、最終的には人間の気持ちが大事であることに変わりはないと思われますので、やはりコミュニケーションは今後においても大事にしていきたいと考えます。