「特性」

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その上質な座り心地をつくり出すためにも、オーセンティシティソファには欧州産ホワイトグーススモールフェザーをたっぷりと用いたクッションが使用されています。

もちろんフェザーだけでそれを表現することは不可能なため、その下層部には高密度ウレタンも分厚く使用することになっています。

更にそのクッションを受け止めるベース部分には多くの海外一流ブランドソファに用いられ実績のあるウェビングテープが使用されており、これらすべてが相まってホールド性の高い安心感のある座り心地が得られるのです。

機種別にあえて座り心地も違わせており、座り心地のチューニングには各種使用材の素材データだけでは得ることが出来ない人間の感性も入れ込むことにより可能になっていることは間違いありません。

使用材のデータだけを積み重ねただけでは微妙な座り心地の違いを表現することは不可能と言うことであり、ソファにおける座り心地は非常に主観的なものだけに返って難しいと言えます。

それを表現するために最重要となるクッション構造は大きく二分することが出来るもので、オーセンティシティソファのようにフェザーを用いるものか、これを一切用いることなくウレタンだけで表現するものもあります。

各々には座り心地に大きな違いがあり、これは好みにより選択されることになるのですが、いずれも比較的柔軟に形状が変化する素材だけに使用後の外観にも多少なりとも違いが生じます。

フェザーの場合はそれをある程度散らせることで使用者の姿勢に沿わせ包み込まれるような座り心地を表現することが可能になるため、一般的に使用後は軽く形状を整えてあげることも必要になります。

意外と勘違いしがちなのですが、これはフェザーをたっぷりと用いたクッションのデメリットではなくこのような座り心地を表現するための特性であることを充分理解された上でご使用いただくことが望ましいものです。

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