大人の社会科見学や工場見学ツアーなるものが増えてきた背景として、やはり日本のモノづくりの現場を見ることには何らかの意味があると言うことだと思われます。
普段は絶対立ち入ることが不可能な施設や工場ともなると更に興味が増し、ジャンルを問わず「本当に楽しいんだろうなぁ」と素直に思います。
オーセンティシティ家具を製造している工場も大変素晴らしいもので、本ブランドの代表的な位置付けにもなっているウッドフレームソファについては、2社の工場が上手く機能していることが感じられます。
どちらもかなり専門的な知識や経験知が必要であることは言うまでもなく、相応な機械設備はもちろんのこととして、それに携わる方々の存在もまた重要なものと言えます。
特にウッドフレーム製造における精度面では必要不可欠になっている最先端の機械設備もさることながら、最終的にはやはりそれらもオペレーションする人間の手が加わることにより初めて最高のものが生まれてくるのでしょう。
ソファにおいては、その座り心地を左右するクッション部分のノウハウも当然欠かすことのできないもので、それらは明らかに違った性質の工場にて製造されています。
そのすべての工程に人間の手が必要になることにはある意味驚きで、その2社の総力無くしてオーセンティシティソファが生まれてこないことは間違いありません。
全国には多くの家具工場がある中において絶妙な融合とも言えるもので、それだけに本質の部分において容易に真似出来るような製品ではないことも確かゆえ、更なる両社の向上心によりそれは絶対的な存在に昇華することになると思われます。
デザインにおいても同様なことが言えるもので、決して同じ場所には留まることなく、更なる向上心を持って取り組み続けたいと考えています。