「先ず実行」

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16歳の環境活動家にまつわる話題が注目されているようですが、それはともかくとしてもやはり地球温暖化の影響は確実に身に迫るものがあることは否定できないように思われます。

そのような状況下において、小さなことかもしれませんがやはり結果として使い捨てになるような家具は如何なものかと感じることが多いものです。

日本においては、なぜだかソファは消耗品としてイメージされることが多く、メーカー各社もそれが当然の如く製造/供給され続けている現実があるようです。

その背景として、将来的に転居される可能性が高い特に若い世代においては、都度買い替えることを前提とした考え方を暗に推奨している可能性も否定できません。

それだけに高額となるものは必要ないとの認識になるのでしょうし、ずば抜けて良くも極端に悪くもないいわゆる「そこそこなもの」とのコンセプトは一般的に広くマッチするのかもしれません。

結果として多くの消耗品が生み出され、一定の期間を終えると多くの部分は再生されることなくこの地球上で処分されることになります。

木材等、同じ地球上の貴重な資源を用いるのであれば、壊れないように丈夫につくることにより長持ちしますし、それに掛かる費用はもしかしたらそれほど大きな比率を占めることもないのかもしれません。

製造面においては、実績に裏打ちされた既存の技術を用いた製法が最も効率が良くコストも抑えられていると考えがちのようですが、先ずはこれを見直すことで同等コストにてもっと良いものがつくり出される可能性も否定することなく柔軟な姿勢も必要になると思われます。

何事も現状を大きく変えることは難しいと思われますが、小さなことからでも確実に実行することを強く意識する必要がありそうです。

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