オーセンティシティソファにおいては、その当初のコンセプトからもあえて存在感を強く表現しています。
ウォルナット材をはじめとして、日本国内何処を探しても見つけることが不可能な立派な材料を保有しており、また独自のルートにてそれらを継続的に確保することが可能な背景を最大限活かす目的もあります。
立派な厚材の中より更に厳選したものを主材としてデザインすることからスタートしたもので、それでも野暮ったくならないようにあえて積極的にデザインを施したものです。
それを最初の流れとして取り組み、その後は材料の有効活用にも少なからず意識を向けることになり、いわゆるお肉で言うところのシャトーブリアン以外の部位も上手に用いることを考えました。
更に、希少な厚材ばかりではなく薄くても立派な材料にも目を向け、それを中心に用いたFINEシリーズも開発することになったのです。
結果としてFINEシリーズの方がお求めやすい価格帯になっていることもあり、比較的若い世代にも受け入られるようになったことも確かです。
更に方向を変え、厚材を用いたFINEシリーズのソファも開発されたのですが、これは厚材でなければ強度保持不可能なまでに部材数を絞り込んだシンプルなものになります。
このような背景からも、それはソファだけに適用されるデザインではなかったこともあり、少しばかり時間を要しましたが同デザインのアームチェアも新たにお披露目されることになりました。
現在はソファに負けない座り心地を表現すべくフレーム製造とは別の工程にも入っていますので、発表される日を楽しみにお待ちいただければと思います。
また、アームチェアとして相応な存在感を放つことからもご家庭以外の環境でもご使用されるイメージを膨らませているところです。