無垢材を用いた家具においては、同じデザインのものであっても製造する工場が違えばまったくと言ってもいいくらい違うものが出来てくる場合も少なくありません。
一見して分からないものであっても、細部に目を凝らすことによりまったく違う世界が見えてきます。
例えばテーブルの剥ぎ天板において、接着剤の性能が格段にアップしたことにより、いわゆるイモ継ぎであっても充分な強度を保つことが出来るようです。
しかしながら、当然のこととして接着部の表面積が広いほど強度が増すことは間違いありません。
そのためにもフィンガージョイントを施すことになるのですが、このひと手間を掛ける工場はとても少なくなっているように感じます。
同様に、オーセンティシティファインシリーズにもこのひと手間が加えられているソファがあるのですが、そのことを説明しなければ先ず気付くことはありません。
同じ一枚の無垢材を一旦カットにてこれを施していることもあり板の色味も同じことからも本当に目を凝らさなければ見えてこないような部分なのに、本当にこのひと手間を施す必要があるのでしょうか。
答えは間違いなく「YES」で、それにより強度は数倍どころではない数値で格段にアップするのですから、何よりも安心感が天と地ほど違ってきます。
ソファの場合は全体重を預ける家具になることからも、この安心感は本当の意味での寛ぎを得るためには必要不可欠と言っても過言ではありません。
オーセンティシティにおいては、表面に見えてくるフィンガージョイントのみならず、表面上はまったく見えてこない内部にもこのひと手間を掛けていますので、代をまたいで末永く安心してご使用可能な本物の家具なのです。