椅子を横に伸ばした形のものを長椅子と呼ぶこともあります。
ベンチも同じ種類に属し、基本的に腰掛けることを主目的とした家具となることからも、ある意味ソファとはまったく違うものと言えるでしょう。
もちろんソファも腰掛けることが重要な機能のひとつなのですが、その腰掛け方については様々なスタイルに対応可能となります。
そのクッション性からも椅子よりも休息に適していると言え、自然とそのうえで過ごす時間が長くなるものと思われます。
奥行きの深いタイプであれば、座面上に上がり込んで寛ぐことも可能になり、アームを背にして足を伸ばしたり時には枕にして横になったりと、思い思いのスタイルで寛ぐものがソファになります。
一般的にウッドフレームソファと言われるタイプは、現実的にはこのようなソファとしての機能が充分備わっていないものも少なくありません。
デザイン性優先だったり、単なる椅子の延長線上だったりと、長椅子やベンチからソファになり切れていないものを多く目にします。
多くの場合はソファ専門メーカーのノウハウが注入されていないことが背景にあり、木工を中心としたメーカーだけではソファと呼べるものを開発することが難しいことはある意味当然のこととも言えます。
一方、張りぐるみタイプと言われるソファを専門としているメーカーでは難しいことも少なくありません。
希少な高級材料調達能力もさることながら、最先端の機械を効果的に活用しなければ難しい精度面と、職人の感覚でしか難しい加工面を上手に両立したものがオーセンティシティソファであり、更にソファ専門メーカーのノウハウが惜しみなく注入されていることからも、これがまさしく本物のウッドフレームソファと言えます。