ソファの張地には、大きく分けるとファブリックと本革があります。
各々の特徴やそれゆえの良さがあることは以前記した記憶もあるため、ここでは替えカバーについて記してみたいと思います。
先ずは、ボディ部分においては張り込み仕様となるソファも少なからず存在するため、その場合は座クッション等に限定されることになります。
比較的安価なソファの多くは張り込み仕様となっていることもあり、そもそも替えカバーとの概念すら存在しないとも思われるのですが、おそらく製品寿命との兼ね合いも背景にあるものと思われます。
替えカバーの必要性を感じる前にソファとしての寿命を迎えてしまうと言うことであり、このような短寿命のソファを何度も買い替えることが一般的だと思われている方も少なくないものとも思われます。
従って、替えカバーについてはそれを替えてまで使用し続けようとの意識になるだけの価値がそのソファにあることが大前提になります。
そのソファを使い続けたいと思わせる何らかの価値を有していると言うことであり、デザイン性もさることながらやはり座り心地をはじめとした機能性に優れているのでしょう。
ソファは一般的に寛ぐための家具であり、それゆえ表皮材となるカバーはとても重要な要素になります。
触感だけではなくその色味や柄においてもお気に入りのものであればあるほど満足度は高くなり、結果としてソファ本来の機能となる精神的な寛ぎにおいても充分得ることが可能になります。
ソファ単体としてだけではなく、その表面積はとても大きくなることからもインテリア与える影響力も強くなります。
一般的には洗い替え用途となるのですが、季節や気分に応じて気軽にカバーを交換するような意識を持つことにより更に満足度が増すものです。