「寛ぎのスタイル」

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個人的にはやはり自宅で寛ぐこと以上の寛ぎの場はないものです。

このように寛ぎとは環境が最も大事かもしれませんが、身を預けるソファもまたそれに匹敵するくらいに大事だろうと考えています。

例えば長時間の電車移動中にずっと立ちっ放しだと疲れてしまいますが、仮に狭いスペースだったとしても軽く腰掛けるだけでもずいぶんと楽になります。

その環境下では充分だと思われる姿勢に満足することになるのですが、いわゆる在来線の場合はグリーン車でもなければ座席はそれほどまでに快適な構造とはなっていないようです。

新幹線においては、グリーン車と通常のシートでは作り方や構造がまったく違うことも聞いたことがあり、これはもっともなことですがやはりコストの掛け方も違うようです。

また、過去に勤務経験がある会社で知ったことですが、回転率が重要となる飲食店においては、あえて座り心地は程々の仕様とするようです。

一方、高級ホテルのロビーや高級飲食店ともなれば座り心地が良くないチェアやソファを設置することは少ないものと思われますし、それゆえ高級ブランド製品が設置されていることを目にすることも少なくありません。

このように環境によりあえて座り心地も操作されるものと思われるのですが、個人邸となるとその間取りや仕様もさることながら家族構成の違いもあり寛ぎのスタイルは様々でしょうし、それこそ多種多様なことからもスタイル分けすること自体難しいものと思われます。

もちろんソファだけが寛ぎの場ではないのですが、その仕様や価格帯も様々ともあり一般的にはそれらの多くを実際試したうえで選定される行程を踏むことは難しいことが現実でしょう。

ひとつ言えることは一部を除き価格帯と座り心地はある程度比例しますので、少しばかり高額となるソファの座り心地も一度は試すことにより寛ぎに対する意識も少なからず変化するものと考えています。

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