ソファを選定するにあたりその基準は各種あると思われ、またそれら優先順位も様々だと思われます。
大きく分けると、①デザイン性・②座り心地・③予算は外すことが出来ない要素になるでしょうし、もちろんサイズについても重要な要素となるのですが、多くの場合問題になることは少ないものです。
①から③について優先順位をつけることは難しいかもしれませんが、事前におおよそのイメージを持つことにより比較的スムーズに選定することが可能になると思われます。
ソファは大型家具となることもあり、その存在感を考えるとやはりデザイン性については外すことが出来ない重要な要素だと言えるでしょう。
つまり、座り心地が最高であればどのようなデザインであっても一切問題ないとはなかなかいかないのではないでしょうか。
その反対に、デザイン性を最優先することにより座り心地は多少なりとも犠牲になったとしても問題ないとの意識にて選定されることは少なからずあるように感じられます。。
ソファにおいては、全体的にその高さを低く抑えることによりデザイン性は高まりますが、その反面座り心地においてはどうしても物足りなさを感じてしまうことになります。
室内に設置した際の圧迫感の観点においても、高さを抑えたものの方がハイバックタイプのように高いものと比較するとかなりすっきりとした印象になりますし、単体としてのデザイン性もさることながらやはり低めの方が総合的な評価は高いのかもしれません。
このように一般的にデザイン性と座り心地は反比例するとも言えますが、それだけに最低限の機能性を有するための高さを設計に盛り込みながらもデザイン性を損なうことなく、また室内に設置しても圧迫感が軽減されるウッドフレームタイプソファには決して小さくない存在意義があるものと考えています。